5人目は500万円!

出産祝い金の大幅増加について


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<内容>
質問)あなたは普通の会社で出産祝い金が、いくらぐらい出るか知っていますか?

通信大手のある会社(SトBンク)が4月1日以降に子供が生まれたグループ4社の正社員への出産祝い金を大幅に増加すると発表しました。知っていましたか?

第3子以降が手厚いのが特徴で、支給額は第1子5万円、第2子10万円、第3子100万円、第4子300万円、第5子以降は500万円とするそうです。

この対象になっている正社員は計1万2000人で、現在、子供1人当たり3000〜1万5000円の出産祝い金を大きく増額し、出産に伴う社員の退職を防ぎ、少子化対策に貢献する狙いもあるようです。

<コねたPoint>
特徴的なのは、実はその額ではなく、その支給方法です。

○第3子以降の支給は、出産翌月の給与に10万円を上乗せし、直近の冬のボーナスに90万円を加算する。
残額は翌年以降の冬のボーナスに100万円ずつ上乗せする。

すなわち、途中で退職すると支給は止まるという仕組みです。
つまり、第4子を生んで300万をもらいきるには冬のボーナスを3回迎えないとダメということです。

一気に支給してしまわないことが企業側の最大のポイントとなっています。

<まとめ>
○突き詰めると直近の冬のボーナスを迎える直前のタイミングで第3子をプリッと生んで100万ゲットした後に、引き続き次の冬のボーナスを迎える直前のタイミングで第4子をプリプリッと生むことが最も早く大量の出産祝い金がゲットできるということです。が、その分、出産祝い金をもらいきるために働き続けなければなりません。

今までは、あくせく働いて、「会社に社員がくらい付いていく」気風にありましたが、体力のついた企業はこういった社員確保に対する配慮に工夫を凝らしているようです。
大手ならではの施策ですが、いつもお世話になっている会社に対しては常に感謝できる心の余裕が必要だと思います。


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