家電「更に値引き」は違反表示!?

販売価格を明示しない理由を知る


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<内容>
今日は家電の本当の価格についてお話したいと思います。
質問)皆さんは最近「更に値引き」などと書かれた折込チラシを見たことはありませんか?
特に薄型テレビやDVDレコーダーなどの売れ筋商品では「更に値引き」などと書かれ、そこには販売価格が明示されていないこともあります。なぜだと思いますか?

実際に店頭価格をチラシと比べたデータがあります。

○ある国産メーカーの32型液晶テレビを例に店頭価格を比べると

A店の場合
チラシ→「30万9000円から更に値引き」と記載
実際に店頭へ行ってみると→値札が26万8000円。そこにまた「更に値引き」と表示
店員→「一体いくら?」と聞くと電卓をたたいて「本日限定で20万円です」

B店の場合
チラシ→「28万7000円」と記載
実際に店員→「19万9800円」と答えた

C店の場合
チラシ→29万8000円
実際に店員→「23万円。ポイントを20%還元します。」「ポイントを考慮すると実質18万4000円」

<コねたPoint>
結果的にすべてチラシから10万円前後下がっているようです。

安くなったと思わせるため、チラシ価格をわざと高くしているのでは?と疑ってしまいそうです・・・

○ところで、このチラシ手法は実は業界ルールでは違反行為だそうです。
景品表示法に基づく業界内自主ルール「小売表示規約」では、チラシには販売価格を明示しなければならない。となっており「更に値引き」などの表示は違反だそうです。
しかし、店頭の値札などについては違反には当たらないそうです。

○ではなぜ、お店は値段を曖昧にしてるのか?
理由)店舗が増え、競合店の値下げなどに機動的に対応するためには、表示を曖昧にせざるを得ない。
ということだそうです。

<まとめ>
一体本当の商品の価格はいくらなんでしょうか?
いくらまで値下げしてもらえるのでしょうか?

結局は自分できちんと価格を把握するしかないようです。

原則は、店頭で購入する際は、まず、必ず交渉したほうが良いことがわかります。
それをもとに各店をまわって交渉すると、更に値下げの努力をしてもらえそうです。と同時に相場を知るためにインターネット上の価格比較サイトを活用すると更に効率的のようです。


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