県予算を一般家庭の家計に置き換えて考察

実感のわかない県予算の配分をわかり易く紹介


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<内容>
今日は県の予算についてお話したいと思います。
質問)皆さんは県の予算がどのように使われているか関心を持っていますか?何に一番お金が使われているか、ご存知ですか?皆さんとともに勉強したいと思います。

○埼玉県をモデルに考察してみます。
県の一般会計は、1兆6831億5200万円。このままでは額が大きすぎて実感がわきません・・・ので一般世帯の家計に置き換えて考察してみます。

○方法はというと・・・
県の実収入に当たる県税収入(6338億円)の1ヶ月分を、その年のさいたま市の家庭の平均月収(56万円)に当てはめて、予算の実態を検証してみます。
※話題資料「県予算を一般家庭の家計に置き換えると・・・」→パソコンサイトから見れます。

○このモデル家庭を”県さん一家”と呼ぶことにします。

<コねたPoint>
この月収56万円の”県さん一家”はどういった生活をしているのでしょうか?

○出費のなかで一番多いもの
ズバリ教育費。
48万円→月収の約86%を占める。

○2番目に多いもの
医療費などの社会保障(民生費)→17万円

○3番目に多いもの
雨漏りやペンキの塗り替えといった家の増改築など(土木費)→約16万円

○4番目に多いもの
防犯カメラやピッキング対策など(警察費)→12万円

※この時点で、出費は既に93万円。月収の約1.7倍に達しています。

○更に”県さん”一家が苦労しているローン類に該当するものは・・・
住宅ローンなどの返済(公債費)→24万円
子供への仕送り(市町村への補助金など)→17万円

毎月の赤字トータル→78万円・・・

<まとめ>
当然”県さん一家”は足りない分はどうしているのか?・・・
金融機関からローン(県債発行)で借り入れ→16万円
親からも仕送りうけ(地方交付税、国庫支出金など)→33万円

なんとかこれで”県さん”は、ご飯を食べずに生活を送っています。ちなみにローン残高は(県債残高)は2005年度末(見込み)で、月収の約55倍の3086万円に膨れ上がっているそうです。

”県さん一家”が健全な生活を送ることができるのは一体いつになるのでしょうか?”県さん一家”がしっかりと自立できるように周りの皆さんが常に県政に関心を持つことが必要不可欠です。


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