カフェの席取り、関東・関西の差

カフェで自分の座る席について、東西で違いがあることを紹介


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<内容>
質問)あなたはスタバーなどでコーヒーを頼む前に席を取りますか?頼んだ後に席を取りますか?

今日はカフェの席取りで東西に違いがあることを紹介します。

○普通はコーヒーやパンをカウンターで注文し、会計後に自分でテーブルに運ぶのが普通だと思います。が、なかには先にテーブルを確保するために私物を置くお客もいるようです。
→ルール違反は困ったものです。
しかし、一概にそうは言えないようです。

○行列の待ち時間を数学の確率論から考える「待ち行列理論」の専門家は
「店舗管理から考えれば、客が席を占有する時間が短い、(先注文、後席取り)方式が効率的で、わずか数分の違いでも、大勢の客が利用する店ではかなり影響がある」そうです。

<コねたPoint>
○しかし、逆の「先席取り、後注文方式」が公然と記されているところが存在するのです。

大阪では、会計前に先に席を取る店があるそうです。
無人のテーブルに席取り用の客の荷物やコートが置かれ、会計用の財布だけを持った客がレジに並んでいるのです。
並んでいるお客さんに「ここでは先に席をとるのですか?」と尋ねると「コーヒーを買っても自分が腰掛ける席がなかったらどうするんですか?」と聞き返されたそうです。

○ほとんどのカフェでは席取りのタイミングに注意書きなどありませんが、一部の関西のお店には
「ご注文の前にお席の確認を」という注意書きが何枚も張られています。
「会計後にお席がないという苦情は受け付けかねます」という念入りな紙もあります。

関西では「会計後に席がない、と返品を求めるケースが多かったため」だそうです。

<まとめ>
大阪に詳しい人の意見では「大阪は商人の町として栄えてきた歴史があるだけに、みなせっかちで、早い者勝ちの競争社会。品物を注文してお金を払う前に、自分の席を決めておきたいのは当然の心理」と説明します。
対して「江戸の武家社会は、大阪とは逆に規則重視で、順番や決まりを守ることに抵抗がない。カフェも土地によってルールを決めているのではないでしょうか?」との意見も。

所変わればルールも変わりますね。皆さんの会社にもこんなことがありませんか?


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